友人が親知らずを抜くらしいので個人的な体験談をつらつらと。あくまでも個人の意見であり、実際の結果には個人差があります。医学的見地に基づくものでもありません。

・上下どちらを抜くか

自分は下を両方抜きました。両方抜く場合、よほど急いでいるのでなければ、片方づつ数ヶ月の間を空けて抜くことをお勧めします。聞いた話だと下のほうが上よりも抜いた後が辛いとのこと。上はすっと抜けて楽なんだとか。

・親知らずを抜く前に

個人差はありますが、抜いてから二週間は満足に食事ができないと思っておいてください。抜く当日までに悔いの無い食事をしておくことをお勧めします。

抜いた当日及び翌日は、痛み止めを飲むこともあり、ほぼ行動が不可能だと思ってください。午前中に抜いて午後から仕事、抜いた翌日にフルタイムで仕事は無理だと思います。休めるように諸々を調整したほうがよいです。

・いかにして抜くか

生え方によって抜き方が違うようです。自分の場合は真横に生えていたので、隣の歯に負担をかけないよう、親知らずの頭の部分を斜めに切ったあと、てこの原理で抜きました。真上に生えている場合、根元がまっすぐでなく散っている場合、神経に近い位置に生えている場合、虫歯で親知らず自体がもろくなっている場合など、状況によって抜き方が違います。ややこしい抜き方になる場合は、おそらく事前に説明があると思います。

・かかる時間

麻酔に20分、抜歯に30~40分の一時間程度だと思っていればいいかと思います。神経に近くて慎重に抜かなければいけないときや、細かく切って抜かないといけないときは更に時間がかかるでしょう。

・抜いている最中

麻酔が効いていないと感じたらすぐに訴えましょう。鼻づまりなどで息苦しい場合も同様です。

・抜いた後

抜いて丸一日は傷口から血がにじむと思います。たいていはガーゼを強く噛めば止まりますが、いつまでも止まらない場合は翌日にでももう一度歯医者に行きましょう。
痛み止めを処方されると思います。麻酔が切れた直後がかなり辛いので、切れる前に一回分飲んでおくと楽です。頓服として渡されるので飲み過ぎない方がいいですが、痛みが辛く感じたら飲んでしまってかまわないと思います。自分は午前中に抜いて、その日の昼・夜・翌日の昼・夜と飲みました。
医者に言われた注意点は守るようにしましょう。特に、強いうがいを避ける、傷口を舌で触らない、は絶対だと思った方がいいです。守らないと間違いなく治りが遅れます。
顔の腫れが酷くなります。外からの刺激でも痛む時があるので、多少はかばってやるとよいです。

・抜いたあとの食事

しばらくは咀嚼そのものが辛いです。抜いた当日及び翌日は、やわらかめのパンと小さく切った果物くらいしか食べられないと思いますし、それすら食べると傷口が動いて痛みます。歯を抜いてない側に押し込むようにして食べるほかできません。熱いものは口から熱を逃がすことが不可能なので食べられません。ストローで飲み物を飲もうとすると痛みます。
空腹が辛く感じそうですが、痛みのせいで食べ疲れてしまうので食事量が少なくてもあまり空腹を感じません。抜糸するまではパンと果物と水で我慢するほかないでしょう。

・術後の経過

たいていは翌日に消毒と様子見のために歯医者に行くことになります。その一週間後に抜糸して、さらに様子を見ることになるでしょう。経過が順調なら抜糸後一週間程度で痛みはなくなります。それでも食事は抜いた側をかばいながら食べることをお勧めします。

こんなところでしょうか。何度も言いますが個人の体験談です。これよりも楽な場合も辛い場合もあります。参考程度にしつつ、わからないことは担当の歯医者の先生に聞きましょう。貴方の術後の経過が軽いものであることを祈って。

コメント

Mzono
2017年9月23日15:34

親知らず怖すぎる

Moretti
Moretti
2017年9月23日17:21

怖すぎる親知らず

コーノ
2017年9月23日22:21

>Mzonoさん

特に虫歯でなくても生え方で抜かないといけないところが厄介ですね……。

>Morettiさん

きれいに生えてても虫歯で抜かないといけないところが厄介ですね……。

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