注意

・本卓には初心者しかいません。ルールミス、プレイミス等が散見されると思いますがご了承ください。
・公式シナリオのネタバレを含みます。
・「」内はPC発言、それ以外はPL発言です。
・注釈はこちらから。http://automaticnoise.diarynote.jp/201603122354291294/

GM:じゃあはじめていいかな?
PL達:はーい。
GM:わかっているかと思うがシノビガミのGMは初めてだ。
GM:ルールなんかろくに読んじゃいねぇ。
PL2:俺もそんな感じでネクロニカのキャンペーンシナリオのGMやったからへーきへーき。
PL4:よくあんなのやったよね。

GM:ではセッションを始めていきたいと思います。
PL2:この真面目なノリ絶対最初だけだよね。
PL1:シノビガミはシリアスなTRPGです!
PL2:シリアルシリアルシリアル!

GM:シナリオ名は「妖刀歓喜」です。
GM:忍びである皆さんは、それぞれの流派と強い親交のある『芹沢翁』に呼ばれて彼の家に向かいます。都心の一等地にある巨大な日本家屋で、厳重な警備がされています。
PL1:やべぇよやべぇよ……。
GM:皆さんが呼ばれた応接室は40畳ほどの和室です。指定された時刻は午前三時。皆さんがどういう風にこの部屋に登場するかのRPどうぞ。
PL2:え?普通に正面から入っちゃ駄目なの?招かれてるんだよね?
GM:そこはほら、依頼されてるし、忍びだから。

PL1:じゃあ、屋敷の前に立ってこう言います。
???(PL1):「私ノヨウナ偉大ナアーティストヲ呼ブトハ、コノ男モナカナカワカッテイマスネ」
???(PL1):「君達モシッカリ警備ノ仕事ヲシテクダサーイ」と言いながら屋敷に入っていきます。
GM:警備たちは「はっ!」と敬礼をしながら脇にずれます。
PL1:まあ表の顔が『芸術家』ですし、普通に入っても問題ないでしょ。

PL2:他の3人が部屋に集まったところにいつの間にかスッとあらわれて、芹沢翁に向かってこう言います。
???(PL2):「芹ちゃんおひさ~」(注1)
GM:オカマちゃんだった!
PL2:『夜の蝶』だからね。オカマバーのママなんじゃないかな。

PL3:正面から堂々と入ります。
警備(GM):「子供がこんな時間にどうしたのかね?」
PL3:警備員に名刺を渡します。
警備(GM):「は、話は聞いております!お通りください!」
PL4:さすが『比良坂機関』。

PL4:まあ私は『潜伏術』ですでに部屋に潜んでます。皆が気がつくとその部屋の隅にいる、みたいな。

GM:では、部屋にそろった4人に向かって芹沢翁は……なんか「芹ちゃんおひさ~」とか言われた時点で色々とアレだけど。
???(PL2):「まだ営業時間中なんだけどぉ~」
GM:……まあそんな中、芹沢翁はゆっくりと口を開きます。
芹沢翁(GM):「わしは……この10年探し続けていた『魅火月』のありかを……ようやく突き止めることが出来たのじゃ……」
PL2:ほうほう(梟)
芹沢翁(GM):「この『魅火月』という妖刀はS県のG野市にあるらしい……」
PL2:S県?
PL4:佐賀かな?
芹沢翁(GM):「この妖刀は、存在するだけで人の世に争いと災いをもたらす妖刀と言われておる……。一刻も早く回収し、封印せねばならぬ……」
芹沢翁(GM):「時間をかけてしまえば、『魅火月』はまた姿をくらましてしまうであろう……。一週間以内に手に入れてもらいたい……」
GM:ゲーム的に言うと3サイクルです。
PL4:7サイクルじゃないのか。
PL1:さすがにさすがに。
芹沢翁(GM):「みな、違う流派で思うところもあるであろうが、この爺に免じて、力を合わせて探してもらいたい……」(注2)
PL4:はあ、力を合わせて。
PL2:力を……合わせて……?
PL4:何が不満なのかね。
PL2:いや、無理じゃない?
PL4:鞍馬(PL1)的には壊したいところなんだろうけど。
PL1:回収なんて聞いてねぇよ!みたいな。

GM:ということで全員に共通の『使命』が渡されます。

全員の【使命】

「あなたは妖刀『魅火月』を回収するため、芹沢翁に雇われた忍者だ。あなたの【使命】は『魅火月』を回収し、ゲーム終了時に持っていることだ」

???(PL2):「芹ちゃんに質問なんだけど~」
芹沢翁(GM):「む、なんじゃ?」
???(PL2):「回収したいって話だけどぉ、別に壊してしまってもかまわないのかしら~?」
芹沢翁(GM):「下手に壊そうとして暴発してしまっては困るのでな……しかるべき方法で封印するのがよいじゃろう……」
???(PL2):「ふぅ~ん……。お店に飾りたいんだけど、ダメ?」
芹沢翁(GM):「別の刀を用意する……。それをくれてやるので我慢せい……」
PL2:あ、ちなみにお店の名前は『切り傷』になりました。ラウンジオカマバー『切り傷』。(注3)
PL1:危なそうな名前だ……。

PL2:だいたい依頼の内容は把握したかな。
PL4:今回の人物欄は誰を書いとけばいいの?
GM:とりあえずみんな自己紹介しようか。

???(PL1):「私ノ名前ハ、草野圭トイイマース」
PL2:日本人じゃん!!!
K:ヨーロッパの方で美術の勉強をしてたので……。
GM:イヤミかな?
K「気軽ニ『ミスターK』ト呼ンデクダサーイ」
GM:そのうちK’とか現れそう。

???(PL2):「『最後の伝説』で~す」源氏名ですね。(注4)
PL4:でんこちゃんかな?
GM:でんちゃんかな?
伝説:「5:00までお店開いてるからこのあと来てね~。ビールの一杯くらいはサービスしちゃうわよ~」
伝説:自分で言うのもなんだけどやる気無いなこいつ。

???(PL3):「蛇腹轆轤(へびはらろくろ)っていいます」
轆轤:「16歳ですが、祖父の仕事を小さいころから手伝っているので、勤続年数は10年です」
伝説:子役じゃん!
轆轤:「ろくろって呼んでください。よろしくお願いします」

???(PL4):「異飢大禍(いのうえ たいか)という」
異飢:38歳の坊さんです。
伝説:意外と年いってるな!
GM:最年長がオカマだけどな!(注5)

異飢:で、NPC的には重要人物はいるの?
GM:芹沢翁と……あ、芹沢翁は魅火月を破壊したがってるんだね。

芹沢翁の【使命】

「『魅火月』を受け取り、それを破壊する」

異飢:封印じゃないのか。じゃあ壊していいんじゃない?
GM:自分の手で破壊したいんじゃないかな。

異飢:「して、魅火月はどこにあるのかね?」
芹沢翁(GM):「うむ、S県にいる『黒曜』という男が持っておるようじゃ……」というわけでNPCに『黒曜』を追加してください。

黒曜の【使命】

「自分の身を守る」

GM:ここで『調査術』で判定してみてください。成功した人は黒曜の『居所』を知ることが出来ます。(注6)

K:『地の利』で判定→失敗
伝説:『地の利』で判定→成功
轆轤:『調査術』で判定→成功
異飢:『死霊術』で判定→失敗

K:「ソノ場所ニハ昔住ンデイマシタガ、芸術ニ夢中デ気ガツキマセンデシター」
伝説:「昔勤めてたお店のお客さんだったわ~」
轆轤:「地方機関に資料を依頼しました」
異飢:「死霊を飛ばしたがなにもわからんかった」

GM:成功した人は黒曜の『居所』のマスにチェックしておいてください。
伝説:こいつの『居所』って重要なのかな?
異飢:こいつが持ってるんだからこいつを倒せば『魅火月』が手に入るじゃないか。
伝説:ホントに?絶対こいつ持ってないよ?(注7)

芹沢翁(GM):「そしてもうひとつ。この魅火月を別の勢力が狙っているようなのじゃ……。その名を『赤目兄弟』という……」

伝説:兄弟、ってことは二人組で一勢力ってこと?めっちゃ強くない?
伝説:っていうか名前だけであの兄弟が出てくる。
轆轤:山崎兄弟?
伝説:そうそう。

芹沢翁(GM):「そやつらは正体不明の血脈といわれておる……。十分注意してくれ……」

GM:といったところで導入は終わりです。
異飢:あれ?赤目兄弟の使命とか秘密とかは無いの?
GM:今回出てるのは芹沢翁と黒曜のものだけだね。
K:赤目兄弟の秘密はないのか……。

GM:では、1サイクル目を始めましょうか。

~~~最後の伝説視点の考察パート~~~

伝説:まずは私の【秘密】の確認ね。

最後の伝説の【秘密】

「実はあなたは『赤目兄弟』の片割れである。あなたの【本当の使命】は、『赤目兄弟』以外の者を倒し、最終的にプライズを『赤目兄弟』のどちらかが独占することである」

伝説:書き方からするに、残り三人のなかの一人が赤目兄弟のもう片割れ、ってことよね。典型的な対立型かしら。
伝説:もう片方の赤目兄弟の【本当の使命】が違ってるバトルロイヤル型の可能性もあるけど……まあ考えなくていいでしょう。
伝説:さて、どうするべきかしら。黒曜の『居所』はわかっているけれど、クライマックスでどうせ戦うことになりそうだし、黒曜と戦いに行く意味は薄いのよね。そもそも本当に『魅火月』を持ってるかどうかも怪しいところ。
伝説:あと、私の【秘密】の『独占すること』っていう文章も気になるわ。『魅火月を』っていう書き方をしていないってことは、プライズは『魅火月』だけじゃないってことかしら?
伝説:う~ん、とりあえず「もう一人の『赤目兄弟』を探すこと」と「『魅火月』についての情報をさらに探ること」を考えましょう。『魅火月』についての情報は、芹沢翁か黒曜が【秘密】として持っていそうね……。

1サイクル目に続く?

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